第6回(2002.11.15)

 「おねてぃバスツアーのはなし」


 最初の雑記帳から、もう1年がたってしまったことに、きんもくせいの香りで気がつきました。

 はい。それすらけっこうまえのことです。ごめんなさい。

 いまはもうとうに、秋深し。


 ということで、バスツアー。

 いったのは9月のあたまで、ほんの1泊2日。

 でもこの業界の人間が、あれだけ集まれたのはすごかったと思います。

 お天気にも恵まれて、わたしは朝の新宿集合に、しっかり遅刻。(いえ、ちがうの。新宿にはいたの。違う場所に集合していただけなの。)

 女性声優さんは、「の〜」のともちゃんと、きっこさん。

 いきのバスの中は、当然のごとく、きっこさんがバスガイドでした♪


 長野はとにかく、緑が濃かったです。

 とにかくひさしぶりの遠出だったので、空気がどんどん澄んでいくのに目が、耳が、鼻が、全身の肌が喜んでいました。


 まずはわれらが母校の舞台、県宝の旧松本高等学校へ。

 バスが角を曲がって、高校の門が見えてきたら、もう車中大騒ぎ!「そのままだよ〜あの学校だよ〜っ!」

 いまはもう文化資料館としてつかわれているものの、たたずまいや雰囲気は、いまにも漂介たちの笑い声が聞こえてきそうなくらい、

 想像していたとおりの「おねてぃ」ワールド。

 そこでは、当然のごとく、きっこさんは先生のコスプレ姿でした♪


 びっくりしたのは、番組のオープニングにでてくる、黒板に書かれた「好きだ!」の実物を発見したこと!

 想像以上に反響の大きかったおねてぃだけど、実際舞台になったここまできてくれるファンがいることに感激。

 実はそのすばらしい落書きを見つけたのは、立ち入り禁止になっていた教室だったんだけど、私たちとスタッフ一同、

 当たり前のように忍び込んで、ばっちり記念撮影してきました。(ごめんなさい・・)


 それから、漂介と楓の思い出の展望台へ。

 今回漂介くんが不参加だったので、楽しみにしていた「好きでいさせて!」の6話ごっこはできませんでしたが、

 流石に思い入れのあるシーンだっただけに、実物を見上げたときは感動しました。

 展望台の上からの眺めは絶景で、遠くに見える山並みとパッチワークみたいに広がる田畑、

 雲からもれる幾筋もの光と澄んだそよ風に、みんなしばし言葉をなくして見入っていました。


 それから、ホテルへ。

 部屋はきっこさんのお姉さんも含めて、4人部屋。

 なんだか合宿みたいだったなあ。このメンバーで合宿もすごいけど。

 夜ごはんは、ドラマによくでてくる社員旅行の宴会みたいなかんじでした。(わかるかな・・・?)

 もちろん、お約束のカラオケもやりました。

 わたしは大勢の人の前で歌うのは死ぬほど苦手なので、ともちゃんとふたりでモー娘を勢いで歌って、なんとかノルマ達成(^^;

 ちなみに、当然のごとく、きっこさんとお姉さんのデュエットも披露されました♪


 そして夜の飲みは・・・。

 ええ、いろいろありましたとも。

 ありすぎて・・・・とてもいえない・・・。

 ひとついえること。限界ぎりぎりまで続けたババ抜き。

 多分、一生忘れません(^^;


 次の日は、バスでひた走り、海ノ口駅へ!

 ひたすら続く黄金色の稲穂の海や、真っ白な花咲くそば畑は、一睡もしていない頭に鮮やかに焼き付けられました。

 なんていうんだろう。言葉にするのは難しいけれど。

 あんな、まっしろな気分になったのは、本当に久しぶりでした。


 海ノ口駅は、小さくて古くてあったかい、最高の場所でした。

 ファンの人たちの書きこみ用のノートが、3冊目に突入していてびっくり。

 こんなにたくさんの人が、おねてぃを大事に思ってくれてるなんて!

 もうひたすら感激でした。

 駅ではめったに電車がこないので、線路におりて歩いてみたり、目の前にひろがる木崎湖をぼんやり眺めたり、

 小石の座っていたあのベンチに座って写真をとったり・・・。

 ほんとうに、すてきな時間でした。


 でもそこでタイムアップ!

 わたしとともちゃんは仕事があったので、そこでみなさんと泣く泣くお別れ。

 一足先に東京に帰ってきたので、そのあとにいく予定だった木崎湖のボートハウスだけはいけませんでした。

 このまえ再度いったスタッフの話によると、みんなでとった集合写真が飾ってあるとか!くすん、入りたかったなあ。


 ともあれ、すごく充実したバスツアーでした!楽しかった!

 長野の美しさが忠実に再現されているこの作品のクオリティの高さもさることながら、ファンの人たちやスタッフの方たちの情熱を、

 改めてかんじることができました。

 なにより、心が洗われたような、この清々しさといったら!

 旅行のあとにやったラジオの仕事で、ディレクターにいわれたんです。

 なんだか、声がすごく素直でピュアになったね。どうしたの?って。

 そのときあらためて、あの旅行で受け取ったものの大きさを実感しました。

 声は、瞳とおなじように、嘘がつけないものですから。


 この作品にかかわれたことに、心から感謝!

 ひとりでもたくさんのひとに、楽しんでもらえることを祈って・・・。